勝利の経典「御書」に学ぶ⑩より

池田大作 著

「四恩抄」

弘長二年(1,262年、1/16)於、流罪地(伊豆)にて御述作。

仏法を習う人間としては、「四恩」を報ずべきであるとする。

“報恩こそ限りなき前進の原動力”

四恩とは、1、一切衆生の恩 2、父母の恩 3、国王の恩 4、三宝の恩

・末法、文底下種の「三宝」とは

仏宝~日蓮大聖人、法宝~南無妙法蓮華経、僧宝~日興上人(創価学会)

・報恩抄では

  • 1、父母の恩 2、師匠の恩 3、三宝の恩 4、国恩

*「阿仏房御書」(宝塔御書)

於、(身延にて)、阿仏房ご夫妻へ大聖人は阿仏房が、“多宝如来の宝塔を供養しておられるのかと思えば、そうではなく、わが身を供養しておられるのである”と仰せである。

“見よ! 我らが胸中に宝塔は燦たり”

“末法に入って、法華経を持つ男女のすがたより外には宝塔なきなり    ~ わが身宝塔にして、わが身又多宝如来なり”

・御本尊(宝塔)根本の信心 ~ 「一生成仏」への祈り、

・御書根本の信心      ~ 「大聖人の精神、広宣流布」への祈り

*「寺泊御書」

於、佐渡流罪前の寺泊にて

法華経は、三世の説法の儀式

“正義は必ず勝つ! 毅然たる師弟の大前進を”

三類の強敵が出来する ~ “畏れるな、折伏に励め”と弟子への激励

以上 要旨記述 2015/01/16

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