寂日房御書 講義

「女性門下に対して日蓮と同じく法華経を弘めていきなさい」

・「法華経の行者として生きぬいていきなさい」

地涌の菩薩としての本格的な信心を教えられている。

「人生の目的は何か。それは幸福になる事です。それでは真の幸福とは何か」

妙法を受持することによって、生死にわたって崩れる事のない常楽我浄の

尊極の生命を我が胸中に確立することです。

「生命の鍛錬にこそ仏法の真髄があります」

*師弟共戦 使命の人生を深く朗らかに!!

「題目の行者は大果報の人」

常楽我浄の尊極の生命へと鍛え上げる。

四徳波羅密(仏の生命に備わる徳目) ~ ①完全な永遠性 ②完全な安楽

③完全な主体性 ④完全な浄らかさ

師匠と同じ共戦の行動を貫いてこそ、真の法華経の行者と師匠と同じ人生の目的と使命と行動を共有した時に自身の人生が最大に荘厳される。

我らこそ、如来に使わされた尊い身であると確信すべきであり、自分を卑しんではなりません。大聖人の分身なのであります。

受けがたき人間としての「生」を全うしていく道を説いた本抄が後生における御本尊の功徳を明かされている。

*「一切衆生南無妙法蓮華経と唱うるより外の遊楽なきなり」

・第六天の魔王をも打ち破る不思議の日蓮

三類の強敵の本質とは何か。迫害者の生命に巣食う無明(妙法に対する無知)

・決意の言葉よりも、行動 ~ 魔を打ち破り結果を出す実践

上行菩薩の果たすべき使命は何か。衆生の闇を照らす事

無明、煩悩の闇を晴らしてこそ末法の人々を救済する事が可能となります。

「仏とは永遠に戦い続ける人」「仏法の師弟は三世の宿縁」

門下にとって師匠との宿縁を自覚して法華経の行者として立ち上がりなさい。地涌の菩薩として、使命を全うしなさいと言われたことは驚きとともに深く感銘せざるを得ない。

以上 要旨記述 2014/02/06

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