東大教授が語り合う、10の未来予測

東大教授が語り合う10の未来予想 一般書籍

パート1) 人間に能力をダウンロードする時代になる

色々な能力が「アプリ」で入れられる状態が日常化する(映画マトリック)

いきなりインストールするというより「タスク」を与えて学習を積み重ねていく方法しかできない。人間は学習ベースの「チューリングマシン」(仮想計算機)だと1936年アラン・チユ-リングが提唱。

我々はインターネットに直結していないが、「スマホ」は直結している。高速で言語を通信できる「デパイス」を体に埋め込むとすると、脳細胞を増やさなくてはならない。そこで「ⅰPS細胞」(人工多能性幹細胞)を利用。

「オンライン会議」に能力を足すという簡単な方法。

「メタバース」(三次元仮想空間)知的障害者に役立てることができる。

・「超長寿」は人間にとっていい事か~高齢化社会も死なないがゆえの問題です。

・イーロン・マスクの「ヤバさ」とは?

資産家のイメージ(テスラ)より脳科学分野にも進出20年先ぐらいを見抜いてそれを信じて投資している。(その世界は後からやってくる)

・ブレストはもう古い? 「雑談」こそクリエイテブである理由

  “雑談”のすごさ~目的のない雑談のほうがいい「アィディア」がでる

・日本企業が世界で勝つための「t」(運用期間)

「t」を大きくするにはDX(デジタル化)やAI(人工頭脳)そして組織をうまく作れるほうがよりいいものが作れる{テスラ}の工場では運用期間に重点を置きロボットなどで自動化。他のメーカーは性能主体としている。

・数学だけが役に立ちすぎる ~ 万国共通語としての数式

ガリレオの時代までは実験結果を数式的な記述は行われていなかった。

(パート2)「情報・通信」

・6Gが主要インフラになる20世紀の工業社会インフラ(道路・鉄道・港湾・空港)から情報社会へ移行

・(6G・7Gさらに8Gの世界へ)宇宙を経由して情報を伝える(イーロン・マスクのスターリング)今パソコンなどに使われている半導体も空中を飛んでいく(摩擦もなく熱も出ない)材質はシリコン(ケイ素)へ移行する。

現在はガリウム系(窒素とガリウム)

・まるで魔法、空中からエネルギーをとってくる技術

(テレビ電波を東京タワーの電波を利用する)というような方法。

・自動運転車が住所の概念を変える未来

やがて10年後には自動給電が当たり前(車もスマホも)

移動手段の車が住むための車になる。今はプリンターですぐ印刷できるが

20年ほど前だと写真屋で印刷していた。

・スマホの充電が不要になる~スマホは消費電力が大きくなったため毎日充電。

そこで電波を使った無線給電が求められている。

・「ホイポイカプセル」は作ることができる~ドラゴンボール(漫画)

3Dプリンター(3次元デジタルで接合部分のない物を作ることができる

・「楽しいという気持ちこそ最強である理由

多様性が尊重されてやる気が出る。“人と比べることに興味のない心の柔らかさ”が重要になる。

・メタバースでは、すべてが可能になる ~(物理的制約がほぼなくなる)

将来的には3つの世界の出現 ① 現実の物理世界 ② 構造物と制約か残った「デジタルツイン」の世界 ③「メタバース」の世界

・10年後に生き残るのは「国家」か「GAFA」(米四大企業グーグル・アップル・フエースブック・アマゾン)か。今海の上に独立国家を作る動きもある。

(パート3)「宇宙」

・宇宙開発は民主化の時代~民間宇宙旅行会社(ブルーオリジン・スペースX・バージンキャラクテイの大型企業3社)それを政府が買うという形

「国際宇宙ステーション」「NSA」(アメリカ航空宇宙局)スペースシャトル(有人宇宙船)・(ハップル宇宙望遠鏡)・カーボンナノチューブ(炭素原子)

宇宙でも水は貴重・宇宙資源はどの程度貴重なのか(宇宙には炭素が多いから金やダイアモンドがあるかも)

・ダークマターで宇宙の謎が解ける目に見えない物質(正体不明)

(GAFA)を超える技術。テクノロジーが進歩していけば、状況を変えられるパアーが必ず出てくる。人類はそういったことを繰り返して発展してきた。

遺伝子にとって人間は乗り物に過ぎない。(永遠の生命)

・スマホはそのまま衛星に転用できる(地球と交信するための電力)

・人が宇宙を目指すのは〇〇のため「エントロピー」「乱雑」さを下げるため。

・人間の知能を科学的に突き詰めたら神の領域が見えてきた。 

① 遺伝子でも誤りを犯す ② 人類は哺乳類のトップで知能は高い ③ 節足動物(昆虫)は知能は低いがバラエティであり、進化の性質が変わっちゃいます

・やっぱり宇宙ワクワクするよね

(パート4)「病気と生命」

・認知症の予防(脳に詰まったゴミ)

~今は未だリスク診断(どうやって取り除くか、免疫性を高める)免疫学の大きな転換点病原菌をやっつけるだけでなく、体をメンテナンスし健康を維持する脳にリンパ管(老廃物を回収する)があり免疫細胞が入ってくるルートがある。

・以外と知らない健康診断の裏側

・「採血」肝臓や腎臓に疾患がないか、白血球と赤血球の数

・腸内環境のカギは「IgA抗体」(免疫グロブリンA)「腸活」悪い菌を取除く

・「乳酸菌」て本当に効果あるの? ~ (ヨーグルト、ビフイズ菌)

・「記憶とは何か」まだ解明されていな

・「麻酔」はなぜ効くのか科学的にまだよくわかっていない

以上