[黒い絆、ロスチャイルドと原発マフィア]
鬼塚英昭著より
*原発マフィアの誕生
ロスチャイルド(別称、国際金融マフィア)が支配する原子力発電所(原発)の新設は続けられている。
東芝、日立、三菱重工も原発を造ると息巻いている。日本人は、原子爆弾と原子力発電所は全く別のものであると認識している。否認識させられている。
なぜこの狭い日本に、54基もの原子炉が林立しているのか。
3.11福島原発事故以来ようやく高まってきた「反原発」の声とは裏腹に
日米の原発マフィアが利権と云う黒い絆で結ばれているからだと、鬼塚氏は危機感を叫ぶ。世界で唯一の原爆被爆国日本になぜに多くの原発が存在するのか。真面目な日本人は、平和利用としての原子力を「安全神話」の名のもとに今日まで信じさせられてきた。
しかし平和利用とは軍事産業の一部であり、核分裂から電力を取り出して、工場や一般家庭に送電するのは二次的目標でありそれは今日でも変わらない。
真の目的は、プルトニウムを大量生産し原爆製造のためで、製造後大量に出る劣化ウランで核兵器(爆弾)を造り各地で演出された戦争に使用される。
*ところで戦争とは何か?
ロスチャイルド等、欧米のワンワールド主義者にとってはユダヤ王国を創る
一つの手段にすぎないと囁かれてきた。
・1939年、チクロガスなるものがヒトラーの手に渡りユダヤ人絶滅?のために使用された。ロスチャイルドの指示通りであったと報じられている。
・1943年、チャーチル(英)とルーズベルト(米)との密約でカナダでの
ケベック協定により原爆製造をアメリカに売り込むこととなった。
世に名高い「マンハッタン計画」(イギリスの原爆計画をアメリカに移した)
しかも彼らは、当時のソ連へも原爆製造の情報を流し続けたのである。
ユダヤ人が同胞のユダヤ人を殺す方策とは犠牲者を作りそれを利用するという人間性の欠片もない悪魔達である。
ところで、原爆という代物は狂気のユダヤ人科学者シラードの思想から生み出されたと云われている。アインシュタイン、キューリー等の意図とは相いれない形で世に出てきた悪魔の代物であった。
・「原爆の父」オッペンハイマーでさえ水爆の製造には反対していた。
*ルイス・L・シュトラウス(原発マフィア)なる人物がAEC委員長としてアイゼンハワーから(赤狩り)の指令を受けた時から、世界は動き出す。
彼の思想は、“人間の発見するものは何であれ、人間の将来にとって役に立つと信じている。” ~ 私は原爆及びそのどの部分も抹殺するつもりはないとして反原発や平和運動を軽蔑した。それにたいしてオッペンハイマーは反論する。物理学者たちは罪を知っている。我々は自分の手を汚した。原爆は魔薬だ。原爆は軍事的に意味のない兵器だ。それは大爆発を起こすだろうが戦争では役に立つ兵器ではない。原発も麻薬である、一度手にしたら二度と中止は出来ないのである。核拡散こそ原子力の平和利用(原発)であるとする「原子力プール」という発想が存在した。
*日本の原発マフィア第1号、 正力松太郎(A級戦犯)
戦前は警視庁刑務部長、大政翼賛会、貴族院議員。戦後釈放されてCIA
より「ポダム」の暗号で呼ばれた。
・日本テレビとCIAの関係
CIAから1千万ドルを貰い日本テレビを創り上げる代わりに、原子力の
平和利用を工作した。岸信介や笹川良一、児玉誉士夫等とともに人間の魂を売って、CIA(アメリカ)の手先として“毒を以て毒を制す”の方法で反原爆運動を原発推進運動へと誘導した。
又、日本プロ野球の生みの親としての別の顔を持ち、読売新聞社を興した男として人気はあるが人間の屑とでも言えようか。
*敗戦、占領下、貧困苦汁の祖国日本が混迷から抜け出して、経済と文化の
復興に確かな一歩を踏み出す時ほど幸せな瞬間は有るまい。
テレビの全国ネットばかりか通信革命を興し、その上に原子力の平和利用によって、石油の一滴も出ない国に無限のエネルギー源を生み出せると宣伝した。この正力の原子力平和利用への熱望を育てることに国民は同意した。そしてアメリカの軍民を統括する「原子力委員会」と同じ名前の組織が日本にも存在することとなる。
尚その後、第五福竜丸の悲劇さえ見世物(博覧会)に仕立て安全神話を垂れ流す学者、スポーツ選手、芸能人等が多く登場してくる。
*原発マフィア第二号、中曽根康弘の登場となる。
東大卒、内務省、海軍主計少佐、五島昇氏との親交深く、
・1947年、 衆院初当選後、 「青雲塾」~反共、右翼団体を興す。
田中清玄、久原房之介、児玉誉士夫、渡辺恒雄、永田雅一等その他
・1953年、7月~11月までハーバード大学国際問題研究会に参加。
キッシンジャーと接触。帰国後変貌して、原子力の平和利用国家を目指す。
・1954年、自由党、他三党共同修正案(50億円)上程。
・1955年、11月保守合同、自由民主党結成に加わる。
・1956年、「日米原子力協定」 正力が原子力委員会の初代委員長となる。
米ソ両国による「平和のための原子力」と銘打った軍事利用の危機。
過剰ウランを原子力発電所で消費することで軍事工場の操短はない。
“エネルギーを支配すれば、諸国を支配できる”とはキッシンジャーの言葉。
バグウオッシュ運動(戦争廃絶)への資金提供は、ロスチャイルドの手下
ロックフエラーが出していた。(湯川秀樹、バートランド・ラッセルも参加)
*かくして日本はアメリカに嵌められた。
原発は中曽根により国策とされ、東電と関電は原発マフィアの餌食となる。
そして原発マフィア第3号田中角栄の(原発利権集団)へと移る。
・田中と小佐野賢治、石井進(稲川会)・中曽根は四元義隆、児玉誉士夫(右翼)
中曽根と三井グループ中井会、弘基会(あけぼの会)三菱商事、鹿島建設
福島原発用地堤康次郎、田中角栄、鹿島、実質的に動かした男(瀬島龍三)
・1983年、平和問題研究会プルサーマル計画。中山素平(国際大学理事長)
すべてはウラン235から採用(2億3千5百万円)の予算案から始まった
維持することも、解体することも不可能な原発が54基も存在する日本。
下北半島(六ケ所村)を原子力のメッカにしたいと公言。
・1985年、核燃料基地立地の受け入れ決定。ところがその直後
・1986年、チエルノブイリ原発事故。核基地反対、核燃料サイクル阻止運動へと移行。
・アメリカでは1970年代に入り原発事故が多発した。
原因は緊急炉心冷却装置の不完全にありそこでフオード財団(金融マフィア)に選択の時を発表させ原発推進から一歩後退することとした。
その後スリーマイル島事故が起きた。この原発事故は意図的な事故と写る
何故ならば、チエルノブイルと同じ二大原発事故とされているが、それほど被害の報告が出ないままなのはなぜか、“反原発心理操作”ではなかったのか。それよりは、ニューメキシコ州チヤーチ、ロック鉱山のため池ダムが決壊して放射能汚染水が下流のアリゾナ方向に流れ出したハリスバーグの事故のほうがウラン選鉱場の廃棄物処理問題と共に、はるかに大きな事故として取り上げるべきである。
*FEMA(連邦緊急事態管理庁)なる組織が存在する。
サミュエル・ハンテイントンの構想と云われているがこの組織があの
9・11同時多発テロ事件の数日前からツインタワービル周辺を訓練中として滞在していて、事件後鉄骨の跡片付をして、鉄骨だけを船に乗せて中国に向かわせた。鉄骨に残ったであろう放射能で、ヤラセの事実がバレルのを畏れたからではないかと疑われている。この事件と瓜二つの空想映画(チャイナ・シンドローム)が存在しているから一見してみたい。
・原発推進から一歩後退して石油を利用することで、石油マフィアの巨利を獲得するというその時の慣習でどの分野で儲けるかを計画するという手練手管。全てが、巨大財団ロックフエラー、ロスチャイルドが支配し、原発マフィア、から石油マフィア、そして金融マフィアへと移りゆくのである。
・石炭から石油そして、「地球温暖化問題」と銘打って原子力関連投資に目を移したかと思えば今度は「環境問題」と名を変えて、原子力エネルギーは人類が制御しえず危険だとして石油時代に逆戻り、石油の高騰を煽る。
・1974年 オイルショックの演出(石油マフィアの暗役)
人道主義的立場と称して反原発キャンペーンを張り、映画チャイナ・シンドロームを作る。そしてスリーマイル島事故を機にオイルショックを演出。
・1972年に国連人間環境会議で「反原発」を採択したばかりなのに、それがどうして“原発は環境に優しい”となるのか?
答えは原油高騰による中近東及びソ連の強国化にあり。そこで石油マフィアと原発マフィア達はその対策として特にソ連を弱体化させる方法が考えだされたのである。
*森永晴彦氏の「原子炉を眠らせ、太陽を呼び覚ませ」によると「チエルノブイリ大事故がソ連崩壊の前兆となったことは間違いないとしてもその中で育った悪習やこの事故を生み出した腐敗が是正されたとは思われない。
国際政治についても同じことであると。そこで彼等原発マフィア=石油マフィア達は一つの大きな賭けに出た。従来からの反原発思想を大きく覆せば世界は大きく狂いだす事となる。反原発思想を改めて、“原発は環境に優しい”という世界的なキャンペーンを広めた。
1987年、デンパー文書 ~ 世界環境銀行構想、反原発をチエンジして「原発キャンペーン」を張る。CO2(二酸化炭素)悪玉説 ~ 地球温暖化説の横暴。
*原子力ルネッサンスが世界を狂わす。
1、ジャスミン革命
ソ連(ロシア)と中近東の石油を奪おうとするスケジュ-ル。
ジョージ・ソロス等が革命派に金を出し騒乱を起こさせ、フランス、イギリス、アメリカが軍隊を派遣している。
2、ウラン埋蔵量4割(イエローケーキ)のオーストラリア
1972年五か国クラブ、フランス、オーストラリア、カナダ、南アフリカ、そしてイギリスの鉱山会社リオ・テイント・ジンク(RTZ)がフランスで結成された。1980年以降原発をアメリカで製造できなくなり、
2000年代に入り、安全神話の復活を機に中国、インドもウラン獲得に加わり日本も動き出した。
そこでウラン価格が高騰した。日本の電力料金は世界平均の約3倍である。
東芝はアメリカのウエステイングハウスを傘下に、日立はGEと三菱重工はフランスのアレバと連合体を組む。フランスは消費電力の8割を原子力で賄っている原発立国である。アレバの目的は廃炉ビジネスにある。ニコラ・サルコジ元大統領(ユダヤ人)が管元首相に接した訳はこの点にあるようだ。RTZ(イギリス)はフランスにウランを提供することにしてヨーロッパエネルギーの支配者を目論んでいる。
・世界の歴史はいつの時代も、アングロサクソンを中心に動いているようだ。
それにしても、イギリスやフランスの海は汚れっぱなしだ。アメリカも汚れている。オーストラリアは原発を造っていないが大地はウランのために荒廃しきっている。アメリカでは購入した大量のウランは核兵器製造に使わざるを得ないが、福島の原発事故以来製造を中断している。
*佐藤栄佐久(元福島県知事)の告白
原子力政策に関しては、日本も独裁制にある。国会議員を原子力委員会から追い出した。経産省が支配するお飾り的な組織である。
中曽根康弘の倅中曽根弘文と大島理森(六ヶ所村出身の議員)の策謀か。
*水谷建設を巡る問題
東電福島原発の残土処理を巡る工事での元知事の実弟の脱税事件
元請業者の西松建設内で亀井静香、白川司郎が絡んでいるとされる。この白川に関しては六ヶ所村の核燃料サイクル施設を落札して深く関わっている。尚、渡辺恒三、江田五月、海江田万里、玄葉光一郎等福島原発関連議員の動向が注目される。
*中曽根の血族鹿島建設
福島第一、第二、浜岡、伊方一号、三号、柏崎刈羽一号、二号、五号、島根一号、二号、東海一号、二号、大飯一号、二号、泊一号、二号
*広瀬隆の警告、 劣化ウラン、ウラン238、発電用原子炉の廃棄物
湾岸戦争、クエートやイラクでの砲弾の中に含まれる危険物。
以上 2019/05/07
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