牧口常三郎箴言集

辻武寿 編 1979年6/15

 ・法華経の結経「仏説観普賢菩薩行法経」。若し懺悔せんと欲せば、端座して実相を思え”

  御本尊の前で自分の信心を見つめ生活を反省する事で、 ~ 常に唱題に励み、悪因を断ち

  広宣流布に邁進すること。

 ・折伏について ~ やわらかく徐々に折伏はできない事がわかった。

 ・後の喧嘩を先にするんだ ~  あまりきつい事を言わずにだんだん理解させようではない。

 ・御本尊の中に諸天善神はおいでになる。仏法こそ神を正しく位置ずけている。唯、日本の神は

  感謝の対象ではあるが、祈願の対象ではない。しかし仏は祈願の対象である。

 ・人生に関する問題は対話でなくては相手に通じない。講演だけでは他人事にしか感じない。

  日蓮大聖人の「立正安国論」にしても問答形式ではないか。

 ・信心をよいことと知りつつ出来ないでいる人、又、先祖からの宗教を変えられないとする人、

  正法に帰依出来ない人。共に仏法を「智解」しようとしてはいけない。「信解」するものだ。

 ・泳ぎを覚えるには水の中に飛び込む以外に無い。いくら畳の上で練習に励んでみてもそれは

  無理と言うものであり、道理に適わないことである。

 ・人間が煩悩に支配され自分自身を見失っているとき、その自分をコントロールできない智慧の 

  なさを馬鹿というのである。これは「生命の病」であって昔から馬鹿につける薬はないと言われ

  てきたのである。ところが馬鹿につける薬があったのだ。

  認識(真理)と評価(価値)を混同してはいけない。それが御本尊を受持し正しい仏法を実践

  する創価学会の信心の世界に存在するのです。

 ・港湾と人生

  港湾は海洋中において最も人生に緊要するところなり、人智ますます発達し、交通機関が改

  良せられ海洋利用がますます開けるにしたがって、この水陸ならびに河海交通機関の転換所

  たる港の要いよいよ加わる。港湾の良否および整備の多少は一国、一地方の生活に大なる

  関係を有す。

以上 要旨記述 2013/08/09

コメント