洗脳支配(富を貢がせるマインドコントロール)

苫米地英人 著

・支配のための「装置と道具」 ~ (不平不満を治める常套手段)

装置 ~ 国家100年の大計と銘打つ仕掛け

道具 ~ 法律、選挙・議員、官僚、貴族(公家、徳川一族)

先ず官僚を作り(律令制)、天皇を権威の立場(象徴)で迎え、徳川一族を貴族という立場で存続させた。

・勝ち組企業の成り立ち

 三井・三菱・住友、(政商)~経済連(財界)として君臨

 森ビル(六本木、アークヒルズ)・西武G(堤一族)・日本マクドナルドの

全国チエン化~彼らは幕府大名、公家の屋敷跡地で一大資産を形成し、その後外国資本と提携し現在に至る。

・支配者の本音

 世界平和や理想などといった事は考えていません。あるのは権力を握り、

人間を奴隷化してお金を儲けるだけである。支配者(王様)の姿を隠すという仕掛けこそ「洗脳」する支配者のワナである。

・宗教という支配のための道具

・家系・血筋という価値観

“職業に貴賤なし”とされながら正当な労働対価が支払われたことがあったでしょうか。

・税金が適正に使われていれば、経済は成り立つはずだ。

  ブランドブームは搾取の一つである。(煩悩を巧みに利用する支配者のワナ)

  高価なワイン、有名私立に入る子供(親の虚栄心、勘違い)

・金融業とその顧問業においても、他人の持ち込んだカネを投資に回しその利ざやを稼ぐだけの事でたいしたことではない。(何も生み出せません)

・支配の頂点にいる人物の正体

  • ①中心中心人物に近ずくことで同化しはじめ、中心人物を護る働きをするようになる。(虚栄心であったり、恥の文化の裏返し)
  • 情報を隠すことで、正体を見せません。
  • ②リアリティが組み込まれたら彼らの思うツボ)

・平民に政権を取らせない事が重要で、利権と特権を護り、その目的のために一般国民をマインド・コントロールし、経済奴隷としてきた。

・銀行の成り立ち

  「マネーサプライ」とは借金の総額(本来、銀行には不良債権という概念は存在しない)

銀行の飛ばしについて

  商業銀行部門;預貯金額の何千倍もの資金を創出して貸し付けるシステム。

  投資銀行部門;債権を証券化して売りまくるシステム。

・「B層戦略」とは、小泉チルドレン旋風による選挙行動のことで、自民党の団塊ジュニアを取り込む戦略(彼らは抵抗心がなく、疑問を抱くことを禁じられてきた世代)

  選挙はカネの代わりに票を用いて政治家を買い集めることで、そこには消費コントロール技術を巧みに織り込んでいる。

  消費コントロール洗脳~(「三種の神器」から「3S」)

・穀物メジャー対石油メジャーの暗闘

  世界はヨーロッパ(金融支配)と中国とイスラム(石油支配)の三つ巴

  アメリカと日本は蚊帳の外、ヨーロッパの番犬アメリカ、その奴隷として番犬に餌を与えている日本という構図。

・コンピューター・ネットワークというバーチャルな世界(情報空間)

  資本主義の奴隷として一生を送ることに疑問を挟まない生き方。

  (自由になるか、奴隷でいるか)

以上 2016/10/29

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