権力闘争の内幕~自民党政権と反小沢の真相

個人所感文書

岩浪貞芳 著

まえがき

キング牧師の言葉

「高尚な理想を大事にする人でも、人と違うと言われるのを恐れてその理想

を表に出さずに隠してしまう事が多い」

「悪を無視するという事は、その悪に加担することに為るのである」

*09年、ようやく二大政党による歴史的な政権交代が実現したかに思えた。

しかし鳩山民主党政権も永くは続かず、2011年3月11日の東日本大震災を機に崩壊の憂き目を見る。

マハトマ・ガンジーの言葉

「日本は西洋の爪に捕らえられてしまった」

「恐れを知らない気持ちがあると真理は自然に宿る。何らかの恐れのために人は真理を放棄する」「善きことはカタツムリの速度で動く」

アメリカによる日本改造計画

1,955年(昭和30年)11月保守合同55年体制」

この体制は、1,993年自民党が下野するまでの38年間続き

(94年6月自、社、さ連立政権で復権)

親米派、日銀生え抜き連中が支配(大蔵省の傘下)

1,939年、新木栄吉氏、一万田尚登氏を経て~1,954年に再度新木栄吉氏が駐米大使から日銀総裁を務めた。

「失われた20年」~アメリカの対日戦略

  • ①日本のマネーパワーを押さえ込む戦略
  • ②日本的経営の弱点を攻撃

不動産バブルを発生させ後に急激に破裂させる。

株高の維持こそが邦銀にとっての生命線となり、バブル崩壊後の苦難の道を準備する事となる。「円を基軸」とする世界を構成すべきであったしそれは決して不可能ではなかった。愚かで間違いだらけの政策を長年続けたことで大きな損失をもたらしたのである。

中央集権的自律的な人事管理の官僚組織(システム)

この官僚組織が自民党との協力、族議員との協力により、財界、マスコミ等も競ってシステム化し自民党のシンパが多数派を占めるに至る。

・議院内閣制の特質

  • ①人事における官僚の自律性
  • ②国家公務員法制として~高級官僚集団の慣行による人事
  • ③肩たたきと天下り

これにより省庁連邦国家の創設

  • 1、人事を土台に「権限争議」
  • 2、予算枠や権限確保に執着

そして90年代からアメリカ崇拝者が激増(アメリカ留学官僚の急増)

先ず、政界の従米化、次に学者の意識改造、そして官僚をマインドコントロールするといった方程式。

以上 2019/05/07

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