カント哲学との関わり 牧口常三郎

カント哲学との関わり ーbarumi

<価値創造と価値消費>との違い

「創造」とは、無いところから生み出していくものである。(バカ暗記はやめろ)

安易に人にものを聞いてはいけない(先ず自分で調べることである)

自分で勉強しないで何でも聞いてくるそれを暗記して勉強だと思っている。

・歴史上の人物として語るときには“先生”と呼ぶより敬称を略して通す。

例えば「牧口常三郎」で通す。牧口常三郎は、創価学会の会員だけのものではない。(人類のものである)会員内部においては「先生」と呼ぶことには何ら問題はないが広く世にあっては、いたずらに先生呼ばわりするのは、かえってその存在を矮小化することにならないか。

<新教育学建設>のスローガン 「経験より出発せよ」・「価値を目標とせよ」・「経済を原理とせよ」

第1、スローガン「経験より出発せよ」

ヘルバルト(新カント派)「哲学は、経験より出発せざるべからず」

経験の概念には、多くの矛盾が含まれているのでそのままにしておいては、思考に混乱を期してしまう。概念の修整を必要とする。

・「カントの純粋理性批判」

経験的認識は、「直観」印象によって受け取るものと「概念」我自身の認識能力との結合によって成立する。

“直観なき概念は不毛であり、概念なき直観は盲目である。”

第2、スローガン「価値を目標とせよ」

西田幾多郎 ~ 価値意識はカントの創見「価値論」~(真・善・美)

経験の世界だけでは、外界の権威から人間は脱皮することが出来ない。

「深き大なる我の自由」というものが見出された。

第3、スローガン「経済を原理とせよ」

左右田喜一郎{経済哲学の諸問題}~ 無駄使いをするな

「牧口の価値論」~(美・利・善)

*カント主義者としてのヘルバルト

批判主義、主知主義を終始貫いた新カント派哲学者

*デュルケムの場合は、社会学的考察に必要な一連のテーマを示すものとして重要視した。