21世紀への対話 所感

21世紀への対話(池田大作、 A・トインビー対談)より

*組織と価値観  ~ (人間性を抑圧し、歪めている)

  • 自分が責任を持つ組織を存続させることを第一義とする。
  • 目先だけの小さな目的を達成することを第二義とする。

広範な影響とか、最終目標を考慮されなくするそれぞれの発想、行動は、人間としての善意に基づいていた。

組織の近視眼的な運営から生じる問題。 ~ 組織悪、社会悪

(ニヒリズム、アナーキズムの台頭)

  • 哲学、宗教の確立 ~ 意識革命(人間性の変革)
  • 組織の変革、社会の変革
  • 生命的存在    ~ 普遍的価値観(生命尊厳)
  • 技術面での一体化 ~ 精神面での一体化
  • 個人の主体性と人格の尊厳、そして自由の原理を守ることの重要性。
  • 人間と人間の関係、すなわち組織の問題。
  • 最も抑圧的で成員である人間に対して、もっぱらその制度のみへの忠誠を要求するような一元的タイプの組織は、望ましくない制度である。
  • 組織に対する考え方 ~ 組織が主であり、人間が従とする。

古来の習慣から抜け切れていない。

11、“個は全体の中に在り、全体は個の中に納まる。”

*運営する立場の人々へ

個人は組織の部分でありながら、組織全体よりも尊い。

制度の維持拡大のために、人々の福祉を二の次にしたり犠牲にすることは、適正な関係を転倒させる事にほかなりません。 ~ 「これは悪である」

この試練に耐えられないとするならば、その制度は改革するかあるいは

廃止すべきです。反社会的行為といえる。(カルト)

以上 2015/01/23

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