*1993年12/8 各部協議会での語らい
牧口先生は、僧侶に盲従の形式の信仰ではなく、「正法を救え」と叫ばれた。
実生活で価値創造する力をつけるための教育。「子供を救え」とも叫ばれた。
そのために教育革命、と宗教革命で智慧を開発することだ。
民衆は指導者に盲従させられ自分で考えないで人任せにする黙って権威に従うことに慣れ、
指導者はこういう従順さに付け込み民衆を見くびり、権威の注入主義がはびこる。
*1994年1/22 婦人部幹部会でのスピーチ
「同志のために何が出来るか」~後輩を自分以上の人材に。力ある人は謙虚であり、人を守る。
学会の幹部は同志に尽くす善知識でなければならない。自分のために利用したり、子分のよ
うに使ったり、それは悪知識である。こういう人間に従う必要は全くない。
敵を知り悪を見抜く賢者になってこそ人も自分も幸福の世界に達することが出来るのです。
賢者ゲーテの楽観主義(行動主義)~現実を「何とかする」「何とかしてみせる」という主義。
*1994年1/25 関西代表者協議会でのスピーチ
キング博士(マーチン・ルーサー・キング)の精神 ~ 「進もう!風向きがどうであろうと」
社会変革の戦いにおいて~「どんなに風が強くても勇気と言うエンジンで耐えねばならない。」
戸田先生の指導
仏法の師弟の道は生々世々に永遠に毀されない。私と牧口先生は三世に離れない師弟。
仏教の蘇生で「人間を蘇生」~悪と詐り親しむのは不幸の因(幸福は一凶と闘ってこそ)
現宗門は権威と形式、差別と束縛、策謀と搾取、嫉妬、不信と忘恩、邪義と醜行にしはいさ
れてしまった。邪宗「日顕宗」と学会は永久に決別した。ウソと謀略の僧は提婆達多(その袈
裟をはぎ返せ。
*1994年1/27 在家は悪僧を対治する功徳で成仏。正邪を決さなければ国土に災難。
組織に生じがちな官僚主義や権威や要領主義と常に闘い乗り越えていくエネルギーがある
かどうか。宗団内部に自己浄化の機能を持っているかどうか。そのために必要なものは対話
である。戦いを甘く考えるな ~ 油断、傲慢、人任せが敵。
頭は良いが一番大変な事を人にやらせようという「狡さ」と傲慢、また苦労知らずゆえに物事
を軽く考える浮薄さ、根本は必死の一念誠実の行動に尽きる。もう勝負はついたようなものだ
と慢心し現場の声を聞かないと言う油断が怖い。
*1994年1/29 アジア文化教育会議でのスピーチ
牧口先生の「人格価値」(創価教育)
1、いてもらいたい人
2、いてもいなくてもどちらでもよい人
3、いては困る人
*戸田先生の指導
東洋民族に光明を ~ 東洋広布、世界広布
タゴール(インドの詩聖) 「東方の燭台」 ~ 朝鮮半島への思い
*1994年2/8 タイ総会での指導「心こそ大切」
絶対的幸福をつかむための信心。この人生を生きて生き抜くがためのエンジンが信仰である。
広布に行き抜く人は「我即宇宙」真剣の人を諸天も真剣に守る。 臆病、怨嫉、文句、策の
信心では諸天も動かない。心こそ大切なれ!良き同志付き合えば向上する。持続こそ力なり。
*1994年2/ 18沖縄県総会でのスピーチ
「民衆こそ尊貴」 ~ その証明の闘争を大聖人はあえて民衆の中へ。
民衆は利口にならねばならない。権力者に利用される歴史を繰り返してはならない。
中国(清)におけるアヘン漬け。悪の権力者は民衆が利口になる事を恐れた。
トインビー氏はアヘン戦争におけるイギリスの責任を語る。敵は弱いところを狙う。勇気がなく、
真剣な人が少なく、団結がないそこに魔がつけいる。
*1994年2/19 沖縄最高会議での語らい
戦争の世紀を平和の世紀へと転換しようとしている学会。自己を進化させる人間革命運動を
賛嘆。自らが力を持ち、人を支配するためには宗教ほど手っ取り早い手段はない。宗教を求め
宗教指導者を尊敬するという純真な感情を逆手にとって利用してきた結果本来の使命を忘
れ堕落し、発展へのエネルギーが失われ、やがて新しい知識、概念を否定するようになる。
人を高める宗教と人を利用する宗教
大聖人(御本仏)と法華経(御本尊)と衆生とが一体となりその有り難さを心にしみて感謝申し
上げ熱心に唱題に励むとき宇宙のリズムと我がリズムとが調和し偉大な生命力が湧現してくる。
*1994年2/21 沖縄九州合同協議会での語らい。
法主絶対論は邪儀 ~ 謗法の法主は捨てよ。
*2/25 エジプトのムバラク大統領との対話
平和のために指導者の半分は女性に。
*3/7 君よ広宣流布の闘士たれ。王道を行け「民衆と一体で行け」
*3/12 各部代表者との協議会での語らい
中国の周総理
やたらレッテルを張りつける傾向性を注意。人の長所を知る勇気。自分の短所を知る勇気。
*3/19 トインビー博士の期待 ~ 青年よ忍耐強くあれ。現実に負けるな。
宗教とは何か教義や儀式のことではない。他人への愛や思いやりの意味です。自己を超えた
何ものかを求める事によって自己中心性から脱却する精神のことです。民衆の苦しみを傍観
することなく権力や権威に縛られることのないように。
*3/23 春季彼岸勤行大法会、北陸栄光総会でのスピーチ
1、忍難弘通の人を諸天は供養。妙法は「大光明」 ~ 全生命を照らす。
自我 の文字は金色の文字 ~ 510字なり。親子一体の成仏。
2、「生も仏」「死も仏」「生死ともに仏」。 一生成仏(即身成仏)
3、あなた自身が追善を(僧による追善は不要) ~ 心ゆくまで唱題を。
*3/24 東北栄光総会でのスピーチ
1、まことの時に闘う信心の人が仏。
2、随自意で堂々と広宣流布を ~ 青年よ勇気で勝て。
3、耐え抜いた人に勝れる者なし。
*3/25 ギリシャのシオリス大使との語らい
前ギリシャ文化大臣(メルクーレ)の言葉~私達は鉄鎖を憎む。生きる意味を知ってるから。
力の論理でなく、賢者の対話を(池田)。異文化を理解する心が光を。
心が狭く虚勢を張る人間、権力に取り付かれた人間には本当の対話ができない。
真実と言うものはまた平和運動と言うものは、第一段階として嫌悪される。第二段階で弾圧を受
け第三段階で必然のものとして受け入れられる。
*4/5 人類のために何が出来るか。~教授と学生は探求の同志
人格を磨け、自己との闘争で ~ 苦闘の日々が最も幸福な時代 ~ キュリー夫人
人ではない、自分である。自ら考え、自ら真理を探究することを学べ ~ カントのメッセージ
牧口先生の言葉 ~ 教育は知識の切り売りや、注入ではない。労せずして他人の見出した
心的財産を横取りさせる事ではなく発見、発明の過程を踏ませる事だ。
*4/5 本幹、配達員大会でのスピーチ
1、古き文明は一掃された! 今、建設の時
ダンテ、シエークスピア、ユゴーが求めた「人間の思想の大道」を
2、「臆病にては叶うべからず候」
善悪をどう判断するか善悪は観念ではわからない。実行だ!今の社会思想、道徳論、倫理観
などでは解明できない。ましてや低次元の宗教屋には自分が自分でわからずに混乱している。
世界最高の宗教を命がけで修業するするしかない。その努力と勇気があればわかる様になる。
若者は実行と決意だ。やれば必ずできる。命がけでやればわかる。しなければわからない。
魔を見抜き、魔を打ち破る信心に尽きる。そうでないと見分けがつかなくなる。魔ほど恐ろしい
ものはない。
3、その魔を見極めるのが仏法である。
牧口先生の指導
自分を創れ.求道心でつくれ!命がけで信心せよ。最高の善がわかる。
組織の論理だけで押し切っていくと言う事があってはならない。
一人起て(あの生き方に感動する)おのずから道ができてくる。
4、無冠の友、機関紙推進の友に最大の感謝。「人を救う文字」を拡げる大功徳。
*5/7 5・3記念の集い(創価学会の日)
1、S、18年5/2牧口先生最後の総会 ~ ”すこしもおずる心なかれ”
恐れるな、日蓮大聖人の正義に殉教
2、S、26年5/3師の跡を継いで戸田会長 ~ 学会員の勇気に勝るものなし。
3、普賢菩薩の英知の力で ~ 未来部頑張れ。
4、勝利の方程式 ~ ベストを尽くせ、更にもう一歩努力せよ。
5、ウソを見抜け、戦え、「勝つまで走れ」
6、トインビー博士の言葉 ~ 宗教改革を続ける宗教を信用する。
*5/26 ドイツ最高会議でのスピーチ
アンドレ・マルロー、ネルー首相 仏(釈尊)が人間でなく神になったときインド仏教は滅亡した。
日蓮本仏論(仏教の人間化)~仏法は「人生の法」人間がいかに生きるかを示す法。アインシ
ュタイン、もガンジーも求めた究極の法。信心が燃えれば太陽が昇る。婦人部の戦いを御賞嘆
*6/1 イタリアの勤行会でのスピーチ
変毒医薬 ~ 悩み(毒)に勝て、その強さに幸福(薬)が。
困難、悲劇を乗り越えるなかにこそ真の人間の幸福がある。「怒り」を持ってこそ正義が発現
される。毒性とさえ思われがちな「怒り」の心こそ、人間を強くしていく薬である。
悪魔の概念を心理的に表現すると「無慈悲」に支配された人格。多くの人はそうした悪に接
すると無力感を持ち悲観的になって悪の支配を許してしまう。だから決して無気力に陥らず
戦い続けなければなりません。それを支持していくものこそ怒りの心なのです。
障害に私は屈しない。 ~ ダウインチ
*6/5 欧州代表者会議でのスピーチ
詩聖ダンテの青春をしのぶ
「正義の弓を射よ、直ちに」 ~ 妬みの風を堂々と見下ろして
世間には心に正義を抱くものが多いが、決心が着くまで弓を取らぬので射るのも遅れる。
1、信心とは御本尊様をいただくということで、仏になる木を植えることです。
2、戸田先生の指導
心田の「仏の種」を大樹に育てよ。弘教とは、心田にある雑草を取ることであり、朝夕の題目
は畑に肥やしをやる事である。
3、魔の虫に食い荒らされたり、枯らしたり、行動を怠ったりせずに育てる事です。
蘇生した仏教で国家を超えた。人間としての連帯が、SGIの人間主義運動として期待。
*6/6 ヨーロッパ、アジア交流会議での語らい
6・6は牧口先生の命日 ~ 創価ルネッサンスの父、(遣使還告の地涌の菩薩)
ミケランジェロの遺作 ~ ”母の心を我は崇めん” 信じられるのは「母」「慈愛の人」
何が聖職者だと腹に怒りを貯めこんでいた。(聖職者のウソと腐敗)
*6/12 ヨーロッパ、アジア交流会議でのスピーチ
イギリスSGIのメンバー ~ 信仰が深まれば友情が広がる。個人の創造性を開花させる。
宗門は権威主義の集団。別れることは必然
戸田先生の指導
人生にはさまざまなことがある。故に必ず何でも相談できる人を一人、心に置いておくことだ。
*6/15 イギリス青年部総会へのメッセージ
「青春の炎」で生涯”前え” ~ 不屈の「人格」をおお王城の如く。
バイロン ~ 我らの青春の日々こそ栄光の日々なり。わが理想に忠実に生きる事だ。
ミルトン ~ ただ「忍耐」
チヤーチル ~ 「断じて、断じて、断じて屈さぬ」と一人立った。
エミリー・ブロンテ(嵐が丘) ~ 「わが内なる聖なるものよ」
シエークスピアー 「人生は舞台だ。男も女も皆役者。登場しては消えていく」
ヨーロッパのことわざ ~ 牛乳を配る人は、それを飲む人より健康である。
*7/4 南米ボリビアの名前の由来 ~ (独立の立役者シモン・ボリバリの名に由来する)
民主主義を権力闘争に終わらせるな。
悪に「怒る」のが「真の平和」を語れる人。平和主義とは生易しいものではない。悪に対して
黙っていてはならない。
*7/12 SGI世界青年部総会でのスピーチ
- 偉大な人物には必ず迫害がある。迫害のない人は「本物」ではない。権力者だから偉いのか、政治家だから、有名人だから偉いのか、断じてそうではない。名声など幻のようなものだ。
- 偉大な人物には必ず迫害がある。迫害のない人は「本物」ではない。権力者だから偉いのか、政治家だから、有名人だから偉いのか、断じてそうではない。名声など幻のようなものだ。
「庶民とともに」会員とともに、これが根本中の根本精神である。
3、ローマクラブ会長 ~ 「明日では遅すぎる、今日何かしなければ。」 自分のしている貢献はあまりに小さい。人類のためにもっと何かしなければ。自己の開花へ!
直面する困難が能力を目覚めさせる。もっと前へ、もっと力を「不自借身命」が広布の魂。
4、人に言われてではない。自らの目的を作り、あえて困難に挑戦していく努力を続けていく
そのなかにこそ能力も人格も大きく開花していく。臆病な幹部は要らない。本当に一緒に広宣
流布しよう。大聖人の仏法を広めようよ。不幸な人を救おうという心を失った幹部は学会から出
て行ってもらいたい。人間復興=人間革命しかない。ローマクラブの創設者ぺッチェイ博士
5、迫害する人間は堕落する。 迫害される人は永遠に輝く。
*7/29 ベトナム国際教育学術会議へのメッセージ
(聖教新聞に副会長人事に金子重郎)
ホーチミン大統領の至言 ~ 十年後のためには植林を、百年後のためには教育を!
牧口先生の思想
人道的競争の時代を志向すべきと提唱、その方向へと移りつつある。創価教育学体系。
*8/8 長野県総会でのスピーチ
信心より強きものなし。 一念が変れば自分が変る。周囲が変る。国土が変る。
ブラジルに「戸田道り」「牧口公園」ができた。民衆の大行進を勇気で!世界へ。
*8/17 東北海道総会でのスピーチ
実証=眼前の証拠 ~ 生活で勝たねばならない。人生に勝たねばならない。
牧口先生「罰論」 戸田先生「利益論」 池田先生「実証論」 信心に無駄はない。
*8/19 北海道研修道場別海での語らい(上)
ロシア、北海道友好の「北のシルクロード」を!一少女と、文豪トルストイとの手紙
トルストイの戦う人間主義の英知
幸福とは前進し続ける人生。文明人とは使命を知る人。宗教とは大宇宙と一体で生きる知恵。
”心の師とはなるとも、心を師とせざれ”(生活は迷走する)
*8/20 別海での語らい(下)
私は応える「心に心で」 ~ 官僚主義と正反対
ガンジーのちびた鉛筆も宝 ~ 少年の思いが宿っているから
広布の捨石になりたい ~ 草創の勇者
*8/28 青森県総会でのスピーチ
- 世界は学会の社会貢献のエネルギーに注目。心は見えない。しかし一念は全世界、全宇宙に
- 通じている。青春時代の戦いが土台を創る。
- 十和田開発に賭けた新渡戸伝(稲造の祖父) ~ 自分の信じたとおりをやれ。難こそ誉れ。
- 非難は開拓者の証しなり。
*公明党の立党精神
- 「大衆とともに語り、大衆とともに戦い、大衆の中に死んでいく。」~大衆の下僕なり。
- 政治家は議員になる事が目的ではなく、議員として何をするかが目的である。
- S43年641万票。(665万票)
- 一時自分の後援会を作り、学会の力を借りずに行こうという自立の動きに対して学会側との
- 軋轢があった。
日本人の政治と宗教~
- 宗教的雑居性~神道(権威的外圧)浄土教の教え(無気力、無関心、
- 現状追従の土壌)ともに権威に弱い体質(長いものには巻かれろ)
- 思想的雑居性(思想上の馴れ合い、政治改革が出来ない)
- 風俗の論理(世間体を気にする)
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